こんにちは、ASSORT HONG KONG スタイリスト Ishida Yoshiyuki です!
今日はホームカラーとサロンカラーの違いを紹介したいと思います。
この手のお話しは日本でも何回か紹介しましたが、香港に来てかなりの割合でホームカラーをしている人が多いのに
驚きましたので改めて紹介したいと思います。
WATSONS(日本でいうMATSUMOTO-KIYOSHI)などで気軽に買えるのでやられている方も多いと思いますが、
ホームカラーとサロンカラーの違い、一言でいうとダメージの仕方が歴然です。
薬剤に入っている主成分はどちらもそんなに変わりませんが、
ホームカラーの場合、どんな髪質に対しても対応できるように強い薬剤を使っているのに対して
サロンカラーの場合、髪質や、髪の状態に合わせて細かく薬剤の強さを選べるというのが大きな違いです。
毛先と根元の髪の状態に合わせて使用する薬剤を変えることでダメージを最小限に抑えられる。
もう一つ大きな違いは、カラー後毛髪に残る残留薬剤です。
シャンプーをしても毛髪内に残ってしまう薬剤の事で、これが髪を傷める大きな原因になります。
カラーをしてしばらくすると髪がバサバサになった経験は有りませんか?
原因はこの残留薬剤にあります。
サロンでは残留薬剤を除去するために除去剤を使用します。
シャンプー時に除去剤を混ぜることで髪への負担軽減と、色持ちをよくする効果があります。
ホームカラーとサロンカラーの違いはわかりましたか?
簡単にまとめるとダメージの度合いが違うということですね。
ですが、一番の違いは使用する人の知識です。
自分たち美容師はお客様に安全で快適にカラーを楽しんでもらうために
専門的な知識を身に着けていますが、
ホームカラーの場合なかなか難しいと思います。
カラー剤は使い方を間違えると思わぬトラブルを招く事もあるので
使用する人にもある程度の知識が必要だと自分は思います。
セルフでカラーをやる場合は説明書きをよく読んでからやりましょう!
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