Hello。你好。こんにちは。
香港で日本人美容師の鈴木将史です。
今日はカラーの薬剤を作る時に考えている事をほんの少し紹介してみたいと思います☆
カラーをする時にいつも見るのがこれ
色相環です!!
これはカラーを考える時にとーーっても重要でカラーをする時の様々な場面で使えます。
たとえば。。
髪の毛の色が抜けて黄色くなってきてしまった!!
黄色いのはヤンキーみたいに見えてしまうので嫌だなー。。傷んで見えるし。。
黄色を抑えた色にしたい!!って思うとき。ありますよねっ!?
そこで美容師さんにはきっとこうオーダーするのだと思います。
『色が抜けてきちゃって髪の毛が金色になってるんです!キンキンして見えるの嫌なので色を入れてほしいー><』
↑こんなとき!!
髪の悩みを持っているお客様の声
もうこれは美容師として全力で悩みを解決せずにはいられません!!!
『フムフム、黄色になっているのが嫌なんだね?』
!!
おっと、、すみません。。
またまたSteve君が出てきちゃいました笑
Steve君についてもっと詳しく知りたい方はこちら↓
Hi! I am Steve !!
では、どや顔のSteve君に金色になってしまった髪の毛を黄色みを抑えるカラーを解説してもらいましょう。
お願いします。
Steve(以下S略)『黄色を抑えたいんだね!』
S『そしたらこれを使うんだ!』
お客様(以下O略)『これはなんですか?』
S『これは色相環と言ってね。色味のバランスを見るものなんだ☆』
O『どうやって使うんですか?』
S『今黄色味が気になると言っていただろう?その時の髪色のバランスはこの辺なんだ☆』
O『へー』
S『それで今回は黄色みを抑えたいわけなんだろ?そしたらこの黄色の位置の真逆の色を入れると黄色味を打ち消してくれるんだ☆』
O『へー!そうやって考えてるんですね!面白い♪』
S『だろ?』
O『。。。』
おっと。Steve君がちょっとオラオラ系過ぎてお客様が引いてしまったようです。
Steve君にはそろそろ下がってもらいましょう。ありがとうございました。
ということで。。
カラーの色味を決める時のポイント
ベースの髪の毛の状態は何色なのか?
そこからどこの方向の色味に持って行きたいのか?
それを色相環を使ってイメージし調合する薬剤を決めて行きます。
そしてこの調合がとても『経験』を必要とします。
同じ黄色のベースがあったとしてもその髪の毛の中に残っている黄色の量は?
抜けやすいのか?髪の状態は?ヘアーの履歴は?
様々な要素から色味の配合は変わってきます。
ここが美容師の腕の見せ所ですね!
ここに上げさせて頂いた例はほんの一部ですが、こんな感じでカラーを考えてたりします。
いろんなカラーを楽しみましょう!!
黄色〜オレンジの色が強く出ているビフォー(前回ハイライトもいれていました)
アッシュベースにパープルが木陰から顔を出すくらいの比率で配合したアフター
今日も最後までありがとうございました^^
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