Hello.你好.こんにちは。 香港で日本人美容師の鈴木将史です。
今日はカラーについてのお話。
オーガニックカラーを使ったことありますか?
名前は聞いた事があるけど何が普通のカラーと違うか分からない方も多いかと思います。
そこで今日はお店で使っているオーガニックカラーについてのご紹介です。
当店で取り扱っているオーガニックカラーのブランドは『O-way』オーウェイと言います。
イタリア初のo-wayはヨーロッパ圏では絶大な人気を誇っており、ヨーロッパのサロンの70%以上がこのメーカーのカラー剤を導入しているそうです!
オーガニックカラーとは??
特徴
- 内容成分の90%以上にオーガニック由来成分を使用
- アンモニアフリー
- オーガニック認定機関の厳しい審査をクリアしたオーガニックエッセンスを使用
良い点
- アンモニアフリーの為、アルカリカラーより体に優しい
- ジアミンアレルギーなどによる頭皮の被れや荒れが起こりずらい
- カラー剤に配合されているオーガニック成分によりカラーした後の髪の質感がとてもよい
- カラーによる髪への負担もダメージレス
- 施術中もカラー臭さがない、残臭もない
悪い点
- 黒髪を明るくさせずらい
- 寒色系のカラー、ハイトーンのカラーで色味が出しずらい
- 時間が通常のカラーよりトータル20分くらい長い
普通のカラーとは??
- アルカリ成分の入ったカラー剤
- 一般的にカラーと言うとこのタイプのカラー剤のことを指す
良い点
- 豊富な色彩があり様々な色味を表現できる
- 明るいハイトーンのカラーにも対応
悪い点
- アルカリ剤が入っている為、稀にアレルギー反応や肌荒れを起こしたり沁みたりする人がいる
- 髪にある程度の負担がかかるのでダメージがある
どうやって染まってるの??
髪の毛を染める色味となるものを2剤の過酸化水素と混ぜ合わせて発色させると言うカラー剤の基本的なメカニズムは一緒ですが1番の違いはアンモニア(アルカリ剤)が入っているか入っていないか!
なぜカラーにアルカリ剤が必要なのか?そしてO-wayのカラーはなぜそれがなくても髪を染める事ができるのか?
それは髪の毛を染めるメカニズムが関係しています。
通常カラーをする時、カラー剤の中に入っているアルカリ剤が毛髪に作用すると毛髪を膨潤させて髪を守っているキューティクルを開く働きをします。
そして膨潤し、キューティクルが開いたところに色の元となるものが入り込んでいき
2剤の過酸化水素と反応して発色して色味を出すことができます。
おさらいすると
主に、、、
アルカリ剤(アンモニア)→キューティクルを開き、髪を膨潤させてカラー剤が入りやすいベースを作ってくれる
過酸化水素(2剤)→1剤のカラーの元となるものと反応して色が発色するのを助ける働きをしてくれる
上のことを踏まえると、オーガニックカラーはアンモニアフリーなのでキューティクルを広げる力が弱い?と言う疑問が出てくるかと思いますがご安心ください
O-wayのカラーは色の元となるものが通常のカラーのものより粒子が細かく作られています。
なのでキューティクルをそこまで開かなくても薬剤が髪の内部まで浸透し発色できる仕組みになっているんです!!!
これってすごいことで髪を膨潤させない、キューティクルを開かないため髪にかかる負担が軽減→結果ダメージレスにつながります!!
それに加えてカラー剤自体にも髪の毛に良いオーガニック成分が多く含まれている為、仕上がりの感じもトリートメントをしたかのようなしなやかな質感に!
お流しの時に使うシャンプー剤も同ブランドのO-wayを使用していますので最初から最後までオーガニックの製品を満喫できるメニューとなっています。
おすすめな方
- 今までにカラーでお肌トラブルがあった事がある人
- ダメージレスなカラーをしたい人
- 健康的な頭皮、健康的な髪の毛を維持してゆきたい人
- 抜け毛、薄毛が木になる人
- とにかくオーガニックが好きな人!!
向かない方
- 植物アレルギーの人
- ハイトーンのカラーにしたい人(すでにハイトーンの人は可)
- 強めの寒色系(グレーアッシュ系)の色味を楽しみたい方
色々なメーカーさんが出しているカラー剤はそれぞれ特徴があります。
自分の求めているものがなんなのか?
ダメージレス?色味?明るさ?匂い?頭皮に優しい?デザイン?
色々ありますのでうまく自分にフィットするカラーを選べると良いですね!
もちろん合うものを提案もさせて頂きます。
最後まで読んでいただきありがとうございました☆
Enjoy HKlife 🙂
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