Hello。你好。こんにちは。
香港で日本人美容師の鈴木将史です。

先日から香港は寒い!寒いですね!

世界中に訪れている寒波ですが香港も例外ではありません!寒いです!

即席の防寒対策の為かユニクロには行列が出来ています。

そんな香港ですが、改めてあり得ない!!と思う様な出来事がありました!

それは、、

外はすでに十分寒いのにバスの中は未だに冷房がガンガンにかかっていてさらに極寒になってる〜〜〜〜!!

バスに乗車した瞬間に感じる冷気。。

どうゆうこと!?

それでもこの寒い車中、乗客は特に普通の様子。。

どうゆうこと〜〜!?

 

なぜ?冷房をかけているのかっ!?

香港に来たての頃、常に疑問に思っていたこと。

次第に慣れ、多少の冷房の寒さには気にならないくらいのマインドを身につけていたはずなのですが、、、

ここまで冷やされているとさすがに突っ込みたくなります!

外でも中でも寒さに凍えながら移動しなくてはならない香港。

 

と言うことで、、

今日は香港で1年生活して感じた香港の『冷房事情』について書きたいと思います。

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香港に来た日本人が必ず口にすること。

香港はどこでも冷房が強過ぎ!!寒すぎっ!!

夏はまだ良いですが、(ほんとはよく無いですが。。)冬にも平気で冷房をかける香港

冬は暖房が当たり前で育った日本人としては『???』意味が分かりません!!

どうして香港では冷房が好まれているのでしょうか??

個人的なリサーチから勝手に解釈したなぜ?についてお話していきたいと思います。

 

まず、第一に。。

香港では『冷房をかける=空気がキレイになる』という方程式があります。

日本人からしてみればやはり???です。

しかし香港では『冷房がついていない→空気が淀んでいる→空気汚い』になります。

 

では日本ではどうでしょうか?

日本では『冷房かける=空気冷える』ですね!

空気をキレイにするには『空気汚い→空気清浄機』が一般的な考え。

 

ここが明らかに違うポイント!

そしてきっとこの2つの考え方の違いは今後も交わることはなさそうです。

 

暖房を付ければいいじゃないか?と思った方。

ノンノンですよ。それではまだ香港初級者。

香港のエアコンは暖房が使えない!!! (暖房機能が付いていないケースの方が多い!!)

もちろんついているエアコンもあるようですが、それはまだ少数。。

まあ、年中通して暖かい香港ではたった数週間の為にそんな機能を付ける必要が無かったのかもしれません。

 

そして日本人と香港人とではなぜこのような感覚の違いが生まれたのか?

大事なポイントが2つ!

1、空気のキレイ、汚いの捉え方の違い

2、香港の気候と日本の気候の違い

 

日本人はハウスダストとかに対して空気が汚いといいますね?PM2.5とか?

それに対して香港人は閉め切られた室内で空気が停滞して蒸し蒸ししていることに対して空気が汚いと感じます。(淀んでいるということ?)

日本人からすれば上着を脱いで心地よく過ごせる暖房の効いた暖かい空間も、香港の人からしてみれば例えるなら

『梅雨時期の暖房の効いた満員電車の中』!!と同じ不快度指数なのではないでしょうか?

梅雨時期のむわっとした車内で気持ち悪くなってしまったという経験をしたことがある方もいると思います。

空気悪いと感じますよね?

程度の差がありますが、

それと空気の流れの無い暖房が効いたぽかぽかの室内は香港の人からしてみれば同じ感覚なのです!

生まれ育ってきた環境の慣れの違いにより、1年通して湿度の高い香港では冷房が効いてむわっとした感じが抑えられた風の流れのある空間の方が好まれるわけです。

それが香港の人が言う『冷房を使うと空気がキレイになる』に繋がるのだと思います。

そして冷房は湿度を下げてくれるので、香港生活で誰もが経験したことのある服や部屋がかびてしまうということを防ぐ効果もあります。

(空気の流れが風水の気の流れなどにも関係してるとかしてないとか)

そういった背景を知ると何となくわかる部分も出てくるのではないでしょうか?

 

夏の蒸し暑い外からキンキンに冷えた室内に入って汗がすっと引く感じはとても気持ちがいい。

冬の暖房が効いてむわっとしている室内より冷房で空気の循環が行われている空間の方が気持ちがいい。

そこの感覚。。

日本から香港に来たばかりの方はもちろん中々体が受け付けないかと思いますがこれはもう慣れるしかないですね。。

ただ、今のこの寒さで冷房だけは勘弁してもらいたい!!

だから最後に一言言わせてほしい、、

 

冬は送風でいいんじゃないの??

 

今日も最後まで有り難うございました^^

steve stay hungry, stay foolish